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出動日誌 2003/2/1･2
この冬も待ちに待ったメバルの離島遠征がやって来ました。日曜に持ち越すと辛いので、週末の日課である家中の掃除機掛けを早めに済ませ(汗）、少々フライの補充、装備品のチェックと慌しく準備をこなし、そして軽く仮眠・・・で準備万端！！
午後３時に同行の師匠に拾ってもらい出発します。例のごとく翌朝までのナイター釣行で、フェリーを乗り継ぎ日没過ぎに目的の島に到着しました。
天気予報でそこそこ風が吹くのは予想していましたが、思った以上に風が強そうです。島内の主要ポイントを取あえず見ていきますが、どこも風が強く厳しそうです。
そうは言っても今日は新月の大潮、ここにしては夜釣りの人出が多い感じで、主要なポイントには先客が見られます。
風表を避けたつもりでしたが、最初のポイントは風がきつくなりフライでの釣行が厳しくなります。ソフトルアーに切り替えてみますが、メバルの反応もイマイチで早々に移動です。
最初の下見では、先客が３組もいて入れなかった風裏のベストポイントが幸いにも空いていました。残っていたルアーの２人組みの様子を見ているとポツポツ上げています。これ幸いと私はここに残留即決・・・同行の師匠は、他の得意場所に転戦していきます。
ここはフライでの実績も高い場所なのですが、先日来の寒波の影響か海水が相当冷えたようなのと今夜の強風による悪条件もあるので先ずは手堅くソフトルアーで始めます。やはりこの場所にしては反応が悪く、初物をキャッチするまでに少々時間が掛かりました。小１時間程でどうにかキーパーサイズを数尾確保して、やっとフライに切り替えます。
今回は、最近注目のルミナス系の新作フライを用意してきているのですが、あまりウケがよくありません。結局、実績の高い何時もの○ブラストリーマーでようやくキャッチ。この場所は風の影響も少ないのですが、どうも当りが連続しないし、コツンときても食い込まないことが多く、まだ活性が低いのかそれともまだ魚影が薄いのか・・・いづれにしてもベストシーズンには少々早かったかな？という感じです。型的にもここにしてはイマイチサイズが続きます。
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通常なら満潮からの下げ潮時にポイントになるここの裏側の場所が今日は風表になってしまい、かなり我慢の釣りを強いられます。フライとソフトルアーを適当に替えながらポツリポツリ程度には釣れますが・・・。
天気予報では深夜には風が収まる予報でしたが、一向にその気配はなく結局朝まで荒れ模様でした。今回も翌朝６時前まで釣り続けましたが、天気に恵まれず少々残念な釣行になってしまいました。
出動日誌 2003/2/10
実はこの週末、年休かまして４連休にしてしまいました。でも、土日は野暮用で自由にならず。日曜夜からのナイター遠征も考えたのですが、挫けてビール飲んで寝てしまいました。。
ほんでもってせっかく休日にした月曜日・・、午前中はキャス練を小１時間程こなし、午後は近場のべイエリアのシーバス索敵にやって来ました。今日は小春日和の好天です。潮汐は長潮で午前中に干潮を迎え、正午過ぎの今は緩やかに満ちてきています。
例のごとく係留ボート下に魚影を探し・・・と直ぐにステイするシーバス君ハケーン！！（笑）。複数の尾鰭がボート下にユラユラしてます。こんなに簡単にシーバスが見えるここって何なんでしょう？・・と思いつつも前回の雰囲気で魚は居そうな確信があったので、今日はもうフライタックルしか用意していないんですけどね・・。
魚影の確認できるボートはロープ配置や隣のボートが接近しているのとでどうにも手が出ません。多分どのボートにもそこそこ魚が付いているだろうと狙える位置のボートを探っていきます。潮上にキャストしてボート下にラインを流し込み船底直下をスイング＆リトリーブするようなイメージです。インタミのクリアーラインを使っているのでどの程度沈んでいるか良く分かりませんが、流れもあるので数十ｃｍ程度のタナでしょう。少々足場が高いので１０ｆｔ.の８番ロッドを出したのですが、右から吹く風に柔らかめのミディアムアクションは少々ラインコントロールが厳しいです。（一度、ティップ付近のスネークガイドにフライがヒットした時はビビりました。。冷汗）
それにしても、今日は一応平日なので周囲で仕事をしている人も目立ちます。少し離れた大型クルーザーには、修理なのか数人が乗り込みゴソゴソやってます。傍目にも釣りとは分かるでしょうが、場所が場所だし異様な仕草で興味を引いたのでしょう、何釣ってんの？と数人に声を掛けられました。。（汗）
１、２度コツンっと当りか沈んだロープにタッチしたのか分からないような反応がありました。風で動かされて幾らかボートとボートの間が広がるので、すかずその空間にフライをキャストします。上手くフライがボート下に入った感じです。リトリーブで誘いを掛けていると、ゴンッ！としゃくるような当り、すかさずラインで合わせると乗ったようです。しかし、ロープとロープの間の狭いＶ字型のスペースで掛けたのでロッドを立てるとラインがロープに擦れます。ロッドを寝かせたまま魚の引きに耐え、ラインを手繰ります。どうにか足元に寄せましたが、タモ網出してなかったのでラインを持って引き抜きました（汗）。
今年初物のシーバス、４６ｃｍでした。フライは８番６ＸＬ、金色ボディーにチャートリュ−スカラーのゾンカーでした。
いやー、ついにと言うか、とうとう真昼間にフライでシーバス釣っちゃいました。それもサイトに近い状況だったのでかなり満足感の高い一尾です。流石にあとが続かなかったので少々まぐれ気味のリアクションバイトなんでしょうが、とにかく昼間でも釣れることが分かったのは大収穫です。
出動日誌 2003/2/16
このところ昼間のシーバスパトが週末の楽しみとなってたりします（笑）。今日は、昨夜からの雨が降り続いていますが、午前中の満潮前をチェックに行ってきました。
ポイントにつくと大潮なのでもうかなり潮が高くなっています。雨が降ってはいますが、風がないのでフライ的には良いかもしれません。しかし、雨の影響か潮がかなり濁っていてあんまり良い感じではありませんねえ。雨で光量も少ないので例のボート下の魚影が確認できません。（今日は、いないのか？）
兎に角投げ始めてみますが、既に潮位が高いせいかあんまり潮流が効いてないように感じます。風がない分、かなりタイトなボートの隙間にもラインを通して果敢に攻めてみましたが、特に変わった反応もなし。ベイトの気配も特になく、係留ロープでやたらフライを消耗したのみでした。。
お腹も空いたし、撤収。。
出動日誌 2003/2/17
ふと潮汐表をチェックすると今日は２３時頃が満潮、ナイターパトに出かけごろの按配です（笑）。昼間は天気も良かったし、魚の活性も上がってないかと少し期待気味に２０時過ぎにポイント到着、昨日昼間と同じベイエリア周辺です。
今日は週初めで幾らか大型船が停泊しています。明かりも付いてるので、あとチェックに行こうと他を釣っていると、船が出ていってしまった（汗）。
今日は風もなく満月の月明かりもあって、まともな照明がないここではかなり釣りやすい夜です。例のごとくボート回りをチェックしていくと、ときたま正体不明のコンコンッ！という反応があります。子ボラと思われるベイトの気配もそこそこにあります。やっぱボラ・タッチなんでしょうかね？。
一度クンクンクンッと引き込む反応が出ました。思わず下に向けたロッドで合わせようとしてしまい、足もとの護岸の角に思いきり擦ってしまった・・・（汗）。その後もフライをローテーションすると中途半端な反応が出るのですが、どうも乗るような感じではありません。
変な反応が出るのは約２０ヤード少し投げたボートの沖側か並びぐらいまでです。ボートの手前側までリトリーブはやってますが、無反応回収ゾーンです。キャストしたフライがボート横を過ぎてそろそろ回収ゾーンに入ったあたりと思います。ゴン！と当ったと同時にドスンと荷重が掛かり、８番ロッドが一気に絞られます。ホールドしたラインを僅かに出しながら、バスケットに落としたラインを回収し、ドラグテンションを上げてファイトに入ります。最初の突進をかわしてしまうとヒットポイントが近かったせいもあり、比較的早くに浮いてきました。足元で暴れる魚体をライトで照らすと、ん？？。引きがおかしいとは思いましたが、どう見てもシーバスじゃない体型、、ヘラブナ？（ウソウソ、、でも排水が近くにあるので一瞬考えました。。笑）。
今日は用意周到にタモ網がスタンバッています。慎重にすくって引き上げ、真近で確認してみてびっくり、チヌ（クロダイ）４４ｃｍでした。
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ソフトルアーでは場所によっては時々釣れますが、こんな場所でしかもフライで釣れるとは思っても見ませんでした。ヒットフライは、８番のパールマイラーボディのイエローゾンカーなのでワームちっくに見えなくもないですが・・。
何はともあれフライでは初キャッチとなる嬉しい一尾です。それまで寒かったのが、興奮したせいか少し暑く感じます。その後、少し粘って見ましたが、ほとんどまぐれ的とは言え良い結果が出たし、撤収予定の２２時を回ったので終了です。
ＰＳ：帰って奥さんに釣果を報告したんですが、どうも信用してない様子・・デジカメの画像見せてやっと納得してました。。