今日はついにやって来ました！『夏子ナンパ隊』の最初の出船日です。
ミサゴはなんとか前日までに仕事の段取りをつけ、滑り込みでの参加です。昨夜は少し興奮気味で眠りが浅かった気がしますが、定刻前に起床、５時過ぎには山陽道に乗りアクセルを踏みます。一路目指すは、島根県の浜田ＩＣです。早朝で山陽道は空いているのですが、以外に大型トラックが目立ちます。不景気なのに高速道をこんなにトラックが走っているんですね。。特に関係の無いことを考えながらも、車は順調に山陽道−広島道−中国道、そして浜田道と走り継ぎ約２時間少々で浜田市内に到着です。
恐る恐る集合場所に行って見ると・・・何やら怪しげな棒を振り回している人影２人・・いたいた！！ほんとにいたよー・・（っていなかったらどうすんのよ？笑）。
先にいたのは首謀者のＳａｌｔさんとシーバスのＦＦでいつもアドバイスをもらっているＴｏｋｕさんです。暫くするとＫｉｍｏｏさんも到着し、集合時間の８時前に又七さんも到着で５名の全メンバー集合！！又七さん以外は初対面なんだけど、何か妙な一体感があるのは夏子ナンパの下心の為せる技か？（笑）。
ここから２台に分乗して今日お世話になる船長さんのお店に寄り、一緒に出船場所の江ノ川河口の船付場へ向かいます。案内された船はキャビン付きのなかなか立派なボートです。
どやどやと荷物を積み込みいざ出船！！今日はベタ凪で超穏やかな日本海、これなら船酔いの心配は無さそう。外海に出たところでいよいよティージング開始です。Ｋｉｍｏｏさん持参のジギングタックルの１本にＴｏｋｕさんが作ったラビット・ティーザーをセットし、もう１本にフック無しのポッパーを付け左右２本でティージングします。
・・と開始早々みんなが騒いでる。なんじゃ？と思っていると、どうも何かがラビット・ティーザーに食い付いてきたみたい、しまった見損なったわい（残念）。。しかし、魚が反応したので何か凄く希望が沸いたのも事実、なんだかいけるかも。。（甘いよなー。）
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船は一体どのあたりを走っているのかよく分からないのですが、思ったほど沖には出ていないようです。陸地がそれなりに見て取れるので割と沿岸部を通っている感じ・・。私は、外洋の本格的なオフショアの釣りは始めてなので、クルージングだけでもかなりいい気分になれます。前のほうでは、Ｓａｌｔさんと又七さんがなんだかビデオで見た光景にそっくりだとはしゃいでいます。
何はさておき夏子さんを見つけない事には始まらないので、船の前後部デッキで、各自双眼鏡や目視で周辺海面の監視に注意を払います。途中、夏子さんがよく捕獲されるという定置網も確認し、なるほどこの程度の沖合いで夏子さんが捕れるのなら、確かにフライで釣れても不思議ではないなー・・なんて納得もしました。
しかし、そんな簡単には夏子さんは発見できず、何の反応もなく・・（実は１回反応があったのですが、、以下省略･・笑）、みんなで適当に盛り上がりながら平和な時間が過ぎていきます。。(笑）
さて昼食を挟んだ休憩がてら、ちょっと試しにロッドを振りますかとなり、各自自慢の棒をフリフリして遊ぶことに・・。
フライは誰かに借りようとも思っていましたが、なんとか昨晩速攻でタイイング・・・４／０フックにアシスト・フック１／０を追加した「なんとなく夏子フライ？？・タイプ１、同タイプ２」の２本を急ごしらえ。急いだせいか、タイプ２はヘッドのエポキシの硬化が悪く、ちょっとベタついてるが、まあ我慢や・・。
 「なんとなく夏子・タイプ１」 |
 「なんとなく夏子・タイプ２」 |
システム・リーダーをセットし、“なんとなく夏子・タイプ１”を結び、ちょいと投げてみる。うっ・・飛ばない。空気抵抗は只者ではない。まあ、ＳＴヘッド＋αはシュート出来るからなんとか及第点でしょう。いずれにせよこの釣りはティージングがキモやから・・。フライ自体の泳ぎっぷりは奮発したフラッシャブーがかなり魅力的なきらめきを演出していい感じ、これなら夏子さんに気に入ってもらえるかも・・。ただ、アシスト・フックが垂れ下がって丸見えなのが少々はしたない(笑)・・、次回作品はもう少し工夫しよう・・。
このまま夏子さんを求めてさまよってもいいけど、せっかくなので何か釣ってみようと船長さんの案内で沈船巡りをやってみることになりました。最初の沈船は船影が分かるくらいの水深で、フライでもイケそうな条件だったけど、ベイトフィッシュは沢山いるのだが大型魚の気配なし。次ぎの沈船は水深４０m強なのでＫｉｍｏｏさんのジギング攻撃にお任せで見学していると早々にヒット！！が、水面まで浮かせたところでバレてしまい、続いてもう一発バラしてみんなに冷かされながらハイプレッシャーの３度目でキャッチしたのは５０ｃｍアップのシーバス。選手交代で続いて私がしゃくると早々にヒット！最初するするっと浮いてくるので同じサイズぐらいと思っていると途中から急に引きが強くなり何じゃ？と思いながら上がってきたのは７０ｃｍアップのシーバス！、流石に日本海は餌がいいのか凄く魚体が立派！（帰宅後、量ると３ｋｇもありました。）
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この後も何人か交代で攻め続けましたが、魚の活性が下がったのかこれっきり・・。しかし、これで裏メニューとして「難破船ジギング隊！？」も行ける事が判明した、夏子さんが見つからない時はこれじゃね。。。（笑）
少し日数がたって書いているので時系列が怪しくなってますが、この日の行動パターンは、午前中は沿岸部の潮目を中心にティージング、午後からは沈船漁礁をジギングで回りながら途中で目に付いた中小のナブラをチェックという感じで、この日の満潮の１５時近くまで頑張りました。
結局、夏子さんの姿は見れませんでしたが、大体こう言う感じで行くのねってところは分かりました。初日の成果としては十分ですね（特に私は予想外の釣果があったし・・）。
そもそもこの話は３ヵ年の長期計画なので、私的には初回のスタートを切ることが一番重要なことだったように思います。兎に角一度試してみて、みんなとベクトルを合わせて置くことが大事かなと・・。後は追々に試行錯誤を繰り返していけば、そのうちに結果が付いて来ないかなーーって思ってるんですが・・・やっぱり甘いかなー。。
ちなみにみんなで言ってる今年１年目の目標は、『夏子さんに逢うこと。。』以上。。（爆）
次回に続く・・・。