今年は、遠征でのオフショア出船は厳しい状況なので、いい出船チャンスがあればと他力本願でのシーズンでした。。汗笑
丁度、豪州での海外駐在を終え春に帰国した忠犬さんから、また色々と予定を組んでいますとの様子があったので、声掛けを頼んでいました。
最初の日程は、7月半ばで奄美遠征の直ぐ後のちょっとタイトな日程でしたが、結局天候等を考慮して中止。
再度の日程を７／３１の月末にセットしたのですが、これも直前まで天候不順、その他諸般の都合もありで再度の変更。三度目の正直で直後の週明け、晴天確実？予報の８／３に順延して、やっとの出船に漕ぎ着けました。。

まあ、忠犬さんも言ってましたが、本気の遠征だと飛行機・宿などもうフィックスされてるので祈るしかないですが、近征？は、幾らか融通が効くぶん、どうしてもじたばたと悩んでしまい、悶絶タイムが長引く傾向がありますねぇ・・・汗笑。
（でもまあ、二度も日程動かすと、ついてこれるメンバーは限られますけどね。。激汗）

当日、出船メンバーに残ったのは、私的国内最強！！ＦＦペアと思われる忠犬さんご夫妻と私の3名。忠犬さん夫妻の帰国報告会も兼ねて日和佐の国民宿舎うみがめ荘に前泊して前夜祭と洒落込みました。

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関西方面からでは、メジャーな出船ポイントの徳島県の日和佐。沖には大型パヤオもあり海のフライフィッシングでも人気のエリアです。ここの船では、活き鰯のチャム＆散水装備のフルサポート体制なので楽しみなところです。
日和佐の船には、忠犬さんは過去何度か乗っていますが、自分は今回が初めてです。

丁度、先週末に四国地方が梅雨明けし、当日は多少薄雲もありましたが、まあままの夏晴れに恵まれました。
しかし、このところ日和佐沖のパヤオは調子が悪いらしく、昨日もパヤオではシイラが１匹居ただけ・・・（汗）、との船長の話で所謂「流れモン」探しのクルージング釣行となりました。

その後、切れ藻や流木、何かのゴミ？など流れモンはポツリ、ポツリとあるのですが、中々シイラが付いている流れモンに当たらず。
途中、何か巨大な魚影が横切ったっと思うと巨大なエイ、「イトマキエイ」でした。この付近には、妙にイトマキエイの魚影が濃くて、あちこちでジャンプを繰り返していました。

さて２時間以上はさまよっていたでしょうか。やっとシイラの気配のある流れモンに当たり、チャム＆散水開始。でも、チャムの鰯すらあんまり追わず、やる気無し状態。。ここのシイラは、メーター級らしきサイズも見えていたので、しつこく攻めてみましたが、フライは当然？（汗）、ルアーですら無視かちょい見状態でらちが開かず。

再び他のポイントを探して徘徊し、２、３度ほどはシイラの群れに当たったと思いますが、どこも似たような低活性。試しに流した鰯の泳がせ釣りでポロポロっと釣れるだけ・・。
結局午後にさっきの一番大きな群れの流れモン（多分同じものと思います。）に戻り、再度狙ってみます。今度は、幾らか鰯への追いが良くなっていますが、やっぱり興味を示すのは、活き鰯のみ・・。ルアーでも中々反応しません。散水にもシイラは寄っていますが、あんまり活性は上がらないようで・・。
チャムの活き鰯の入るタイミングでフライを入れてみるのですが、どうにもこうにも・・。離れた場所の魚ならとミヨシからフルキャスト、散水よりはるか先にフライを入れて根性のハイスピードリトリーブで誘いますが、追尾はすれどもバイトせず。。

そうは言ってもしつこくチャム＆散水を続けたお陰でしょうか、ルアーで頑張っていた忠犬さんの奥さんのポッパーでようやくヒット！
この後も２、３度ポッパーに出たようですが、これはキャッチ出来ず。フライでは、忠犬さんが１度、散水がらみでバイトさせたのですが、こちらもバラシ・・悲。。
午後のビミョウな時間でこの群れにチャムの全てを投入する勇気は無くて、再び新たな流れモンを探して移動。
しかし、この後に遭遇した流れモンには、大してシイラが付いておらず、十分に狙える状況にはなりませんでした。
そのまま索敵クルージングをしながら、ずるずるっと日和佐港まで戻ってきて１７時頃に陸上がりとなりました。

結局、朝一の群れが一番アクティブだった訳で、あそこで捕れなかったのが悔やまれますが、後の祭りです。
結果的にフライでは○ボでしたが、良型シイラを相手にかなり熱くなる釣りが出来ました。脱力感はありますが、それなりに楽しい釣行でした。
シイラ自体は、結構居たと思うので、また何かで状況が変わればいい釣りが出来るんじゃないかと思います。

今回、初めて日和佐まで出掛けましたが、福山からだと高速使って片道約２５０ｋｍ、所要時間３時間半少々って感じで、慣れればそうでもないか？って思える距離感でしょうか？笑