− オフショア・久米島遠征記 −
2007.6.27〜30 (3泊4日)


2007/6/29 (出船2日目)

疲れていたにも関わらず、やっぱりちと眠りが浅かった感じを残しながらの起床です。今日は、7時出船なので早めに集合してホテルを出発します。途中、今日も食料を調達しますが、今日はもう弁当は買いません。ミネラルウォーターとアクエリアス、あと食べ易そうな菓子パンを仕入れるのみ。

予定の7時過ぎ今日も兼城港から出港です。今日も天気は快晴、風はやっぱりありますが、うねりは予報どおり昨日に比べるとやや弱まっている感じです。昨日は座って過ごして直ぐに酔ったので、今日は忠犬君と同じようにキャビン後で立って行く事にします。この方が幾らか頭が揺れないので三半規管への刺激が少ないかも?って期待です。


今日もパヤオに到着。

やっぱり今日も1時間40分以上掛かり昨日と同じパヤオに到着です。今日は船が少なく他に釣っているのは1隻のみ。うねりが弱くなったのと多少は体が順応したのか今日は殆ど酔った感じがしないのでなんとかなりそうな感じです。

昨日と同様に船を流し始めると釣り開始です。昨日はそんな余裕は無かったですが、久米島の海の色は独特の真青色でオフショアブルーって言うんですか?(笑)染み入ります。今日は5名のメンバーがほぼ完調で釣りを開始したようです。
今日も、キビナゴを撒いてそれに合わせてフライを流して行きます。パヤオ近くになるとツムブリ君やひょうきんなハギ君などパヤオの愉快な仲間達?が集まってきてキビナゴにたかります。

チャムに群がるハギ君達。

昨日は結構直ぐにフライへの反応が出たように思うのですが、今日は淡々と時が流れます。昨日に比べると遥かに多く流している筈ですが、反応が少なく偶に当たってもバラシが続く感じでした。ツムブリは釣れたりしましたが、本命のマグロ系はあまり浮いてくる感じがしませんでした。昨日は、流れるキビナゴの下の方を結構閃光が走っていましたが、今日は殆ど見かけない感じです。昨夜、夕食時に話していたのですが、少々海が荒れたほうが人間には辛いけど魚の活性は高いことが多いですという忠犬君の言葉が思い起こされます。




2日目の初キハダ。
今日は、ちゃんと魚の向きを整える余裕が・・笑

相当な回数流したと思います。やっと最初のキハダが釣れて来ました。よし、これからか?っと思いましたがやっぱり変わらず。時々当たりはするものどうも上手くフッキングしません。まあ、それでもツムブリ君が適当に相手してくれるので、なんとなく間が持ったりするのですが・・(汗)。パヤオからちょっと離れたあたりでは、表層にいいサイズのシイラが回遊してたりして他の皆はこれをサイトで狙って楽しんだりしてましたが、自分はマグロ以外眼中になく、ひたすらキビナゴフライをドリフトさすのに執着していました。

他の皆を見てみると忠犬君夫妻は、昨日の釣りでフライで釣るのは飽きたとかでジギングやトップルアーなど他の釣りを楽しんでいます。他では、なんとなく非常手段を使っている気配(笑)も感じましたが、決定的に当たっている感じもなかったので自分は自作のキビナゴフライを信じて黙々とドリフトを続けていました。多少他のパターンも試して見たりしましたが、特に良い感じもしなかったので昨日から一応の結果を出しているフライで殆ど通してしまいました。
午後に入って暫くして何度目かの当たりがやっと乗ります。久々にティボーの逆転音が響きましたが、流石にSAGEの16番だとさっさと上がってきたのは本日2本目の小型のキハダ。

この後、ソムールさんが結構良いサイズのカツオを上げてましたが、なぜか自分はこの2日間カツオは全く釣っていません。別に避けていたというか選んで釣れる魚でもないと思うのですが・・?
そろそろチャムのキビナゴの残りが少なくなりタイムアップが近づきます。最後頃は、キビナゴをケチりながら(笑)流す回数を稼いだおかげで、この日の沖上がりは昨日と変わらない16時頃になりました。

この日の体調は、出船前にアネロンを飲み朝一は大丈夫だったのですが、やはりうねりに乗って釣りをしていると今日も少し酔いが回ってきました。しかし、昨日のように吐きまくって水も飲めないほどではなく、少し休んで適当に水分と一緒にパンを流し込むことは出来たので大分マシな状況でした。午後には、体が慣れたのかほぼ完全に回復してくれたので、幾らか今後に希望が持てたと思います。(どうにかオフショアの釣りが続けれる気がしたのでタックルの処分はやめます。。爆)

港に帰ってからは、昨日同様に獲物をチェック。この日も最大はジギングでお兄さんが釣った10kアップのキハダでした。今日の釣果も第2便のクール便で発送し、これで今回のオフショアの釣りも終了です。。

ホテルに帰り道具を置くと、今夜は皆で例の深層海洋水のスパに行き疲れを癒します。ゆっくり深層海洋水の風呂に浸かった後、遅い夕食です。今夜は週末のせいかホテル近所の飲食店が込み合っていて、結局3夜連続で同じ居酒屋食堂での夕食となりました。
最終日の明日は、午前中ショアを再びやる予定でいましたが、今日までの釣りで皆結構満足(というか疲れたか?笑)したので、もう島内観光で過ごすことにしました。



2007/6/30 (最終日)

今回のパックツアーでは朝食バイキング付だったのですが、出発が早く利用できませんでした。最終日の今日、初めて食べることが出来ましたが、予想外に立派な内容で大変満足な朝食でした。
この後は、荷物をまとめてホテルをチェックアウト。レンタカーに乗り込み、島内の主要観光スポットを拾い見していきます。釣りはしないつもりでしたが、やっぱりルアーで軽くチェックを入れる場面もあったりして・・笑。

昼頃には久米島空港に着き昼食を済ませお土産見て、14時前の飛行機で久米島を後にし、今回の遠征が終了しました。


今回の遠征では、ツアーの予約や船のチャーターでソムールさん、お兄さんには大変お世話になり、ありがとうございました。
また、忠犬君ご夫妻には、新たなM伝説?とともにつくづくとその最強ぶりを認識させて頂きました(冗談抜きで勘弁してよ〜〜爆)。
いろんな意味で貴重な経験が出来た遠征であったと思います。


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