秋名の堤防で又七塩毛針丸試八号を振る又七さん
２００５／７／９ （３日目）
今日も早起き５時半起床、天気はどうにか回復して晴れ。名古屋組のＩさんも同行しての早朝ＦＦに出かけていく。場所は昨日と同じく先ずは「安木屋場」へ、続いて「秋名」まで回ってみたけど結果が出ず。
秋名の堤防で又七塩毛針丸試八号を振る又七さん
宿での朝食後、名古屋・大阪組さんは、地元奄美のフライフィッシャー“さかきさん”が合流して、本日の釣行行程のご相談。
又七さんと自分の二人は、初日に入れなかった「大瀬海岸」を目指して走るが、そこは昨日の雨で河川からの濁りと強風でちょっと無理。
そこで初日に釣った外金久に回り「前田川河口」に入ってみた。ここでは今回の遠征用に新調した「芸術家・旅行者
＃６、８’９” 薄塩風味ミサゴ流」を下ろして始めた。＃６・Ｆラインにやっぱりクレチャリを結んで砂地に点在する沈み石周りをチェックしてみたけど特に反応なし。
前田川河口
続いて干潟が出る前の「手花部」に入って見る。まだ潮が高くて自分にはつかみ所が無い。
隣で釣っていた又七さんが、何か合図する。すぐ後ろの道路を見やると走行中のワンボックス車のサンルーフからビデオ撮影してる奴が居る。「あっぶねーなー」って一瞬思いながら、前方の屋根に変なもの載せた軽箱バンに気付き、「ああっ！テレビで見るあのソーラーカーじゃ！」。先に気付いてしっかり手を振りポーズを取っていた又七さん。自分も慌てて手を振ったが、果たして映ったかな・・笑。
ソーラーカーと遭遇した手花部
次は直ぐ近くの「前肥田」にも入ってみるが、やっぱり干潟の出る前でノーバイトに終わる。
今回最もお気に入りとなった前肥田フラット
もう数十㎝引いた頃がベストタイム
昼食前に干潟が出始めていた湾奥の「屋入」をチェック。
大型チンが見えたけど釣りにならず。又七さんは、しっかり何か釣ってるようだが、自分は足元で正体不明の大型魚影に走られてビビッただけに終わった。（又七さんによると大型のマゴチではないかと。確かに一瞬見えた魚影は妙に平べったかったような・・。）
大型マゴチが出そうな屋入
今日の昼食は、屋入にある鶏飯の有名店「ひさ倉」で取ることに。又七さんに食べ方を教わりながら始めての鶏飯。う～ん、中々旨い。地鶏の卵付きで二杯目は卵御飯で食べたが、ちと食い過ぎた。。ウップ・・。
さて、午後の干潮時は楽しみしていた「隠れ浜」への上陸。
沖に見えるのが隠れ浜
途中もうちょっと深くなるが、泳ぐことはない。汗
又七さんの先導で遥か沖に出始めた隠れ浜に向かってジャバジャバ歩いていく。途中振り返ると、少し離れて水着の３人組みも付いてくるのに気付く。（一人はビキニ姿で遠目にも女性と分かり、なんか意味もなくソワソワする・・・笑）
隠れ浜手前で胸元近い深さのところがあり、少々緊張したが無事上陸。後から３人組も上陸してきた。よく見ると水着ギャル２名＋男１名であった。（正直、うらやましぃ・・笑） 彼女らは浜にビーチパラソルを立て、浮き輪につかまり水遊びを始めた。はっきり言って、絵になり過ぎている光景である。但し、お兄ちゃんは邪魔だけど・・・爆。
今回の遠征一番のサービスショット！！
μ-mini Digital のデジタル４倍ズームが絶妙な質感を出している。（爆）
こっちは一緒に泳ぐ訳にも行かないので（いや、泳ぐべきだったか・・・笑）、又七さんと自分は浜回りの真っ白いフラットでキャストを始める。が、、気も散るし？あんまり釣れる感じもしないので、又七さんと水中撮影ごっこしたりして遊んでしまった。又七さんもいい絵が撮れたみたいではしゃいでいる。隠れ浜では、魚は釣れなかったが、二人とも何かしら収穫は得たようだった。。爆
水着ギャルをバックにフルキャスト！これが正統派アイランドスタイル・フィッシング？
防水ハウジングのお陰でこんなアングルでも気兼ねなく撮影
干潮を過ぎ地合いがベストとなった「前肥田」の干潟に再び降りる。しかし、奄美のフラットの釣りを十分理解していなっかた自分は、沖のリーフエッジを意識してしまい珊瑚フラット内を沖に向かってブラインドで探り歩くことに夢中になってしもうた。小物の五目釣りでもと思っていたのだが、特に反応はなく、沖のリーフ際近くで水中から白黒ゼブラ模様の細長い生き物が“にょろ～にょろ～”と浮いてきたのにびっくらこいて、慌てて波打ち際に戻るはめに・・。
干潟の先に進んでいた又七さんのところまで行くとなんと良型とファイト中！、自慢の丸竹竿が満月になっている。慌てて緊急撮影に入る。（どうせなら動画で撮っておくべきだった・・・。） 上がってきたのは、尺アップの良型チン。
前肥田フラットでファイト中の又七さん
見事なベンディングを描く「又七淡毛針丸試拾壱号」
サイトで釣った会心の一尾
又七さんと並んで釣り始めて、やっとここでのチンの動きが少し分かってきた感じがしたが、結果は出せなかった。
宿への帰りは、例の「瀬留」の干潟がいい地合い。先に名古屋・大阪組の皆さんが入っていたので暫しウォッチング。開いている場所でもテーリングが始まったのでいそいそと狙いに降りてみる。手頃な距離に見える鰭に狙いを定めてポチャッと投げるも即ドヒューン。近場に居た奴はロッドを振っただけでドヒューン。。こんなことを数十分もやっているとなんとなく場が荒れて本日も終了。
対岸に立つのは大阪組の○○さん。瀬留の憂鬱な夕方・・・笑
宿に帰ると地元奄美の皆さんも集まって宴会バーベキュー。
オリオンビールと奄美特産の黒糖焼酎「まんこい」とで自分は早々に出来上がってしまい途中退場、そのまま爆睡・・。流石に疲れが溜まってきたかな？
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