浜千鳥前の干潟
２００５／７／１０ （４日目）
今日もなんとか早起きしたけど少々昨夜のアルコールが残り気味。。汗笑
又七さんも何時寝たのか分からないけど、ちゃんと起きてくる。やっぱり今日も朝の一振りということで、どうにか起きて来た御一行組の人達と一緒に「浜千鳥前」の干潟に向かった。
浜千鳥前の干潟
ここもチンの魚影は凄いが、湾奥でベターと凪いだ早朝の時間帯は非常にシビアな釣りを強いられる。次々と大小のチンが数尾単位で回ってくるけどポチャ、ドピューンのパターンは変わらず。とにかく不用意にロッドを動かすのもはばかられる。
比較的近い位置に小型のチン３尾のテーリングが見えた。低い姿勢を保ち、更にサイド気味にロッドを振ってラインの影響を避けながら一振りでフライを投げる。「ポチャ・・」、「モヨヨ〜ン」と起きる波。ん〜、やっぱり逃げたか？魚影が良く見えないが、一応リトリーブを入れて・・。
「ズリ〜〜」、「ゴン！ゴゴゴン！！」、『キ・タ━━━━━━!!!!』
結構いい引きでリールでやり取りして上がってきたのは、サイトでの初チン。
今日は朝から調子いい。。
アーティスト・トラベラー AT８９６ 入魂完了。フライは、６番クレチャリ・ゴールド。
チンさまのアップ。何か言いたげ？笑
今日も天気はよさそう。宿での朝食を済ませ昨日に続き「大瀬海岸」へ向かう。
今日は、濁りも薄らぎ何とか入れそうである。河口回りは、砂泥質だが少し離れると珊瑚フラット特有のロケーション。所々にある珊瑚の切れ目や潮溜まり、沖のリーフエッジ周りがポイント。早々に小チンをゲットした又七さんから釣り方のキモと歩く際の注意事項を受け釣り始める。風はそれほどでもないかと＃８タックルで降りたが、これは間違いであった。強風で思うように投げれない。それでもショートキャストながら、リーフエッジ近くを中心に２番クラウザーミノーなどを引きまくってみたけど、たまに小物が付いてくるのみ。ただ、珊瑚フラットに立ちブルーウォーター向かってキャストするは、いかにも南の島って感じで気持ちいいねー。。
大瀬海岸
強風の中、リーフ内を探る
続いて回った「辺留」で、さかきさんや名古屋・大阪組の人たちと合ったり、「屋仁」まで行って見たけど、やっぱり風が強かったりとで、次に入ったのは、昼食後の前日に続く「前肥田」の干潟。
潮は下げ潮の釣り頃の頃合い。降りて直ぐの波打ち際に両型チン２尾ハケーン！走られてしまったが、直ぐに次のチンの群れが・・、こりゃ凄い。なかなかこっちに来ない又七さんを見ると竿が曲がってる！！行ってみると良型コトヒキをキャッチ。
期待を裏切らない前肥田フラット
やっぱ今いい地合いだわと、気合十分で魚を探す。クルージングモードで泳ぎ去る群れや、やっぱりポチャ、ドヒューンであったりを何度か繰り返しながら波打ち際を歩いていると、大型チンが大集団でやって来た！ どれを狙っていいやら、困惑気味に２、３度フライを打ち込むと、群れ全体がシュッとスピードを上げて視界から消えてしもうた。だが、すぐその後に今度は、さっきより小ぶりなチンのスクールが付いていた。一番手前側にポチャッとクレチャリを落とし、チョンチョンとストリップ、群れから１、２尾が追尾してきてゴンゴンッ！ヒット！本日、２尾目のサイトフィッシングでのチン。サイズはともかく満足感一杯の一尾。
やっと釣り上げた前肥田のチン
南国育ちの割りには、異常なまでの美白系・・・笑。
続いて「隠れ浜横」、「一屯」とフラット巡り。膝下からせいぜい股下までの水深のフラットを魚を探してうろうろ。
クリアな海、白い砂、点在する珊瑚、時折猛スピードで通過する大型の魚影・・・。そんなに魚がバカスカ釣れる訳じゃないけど、南の島特有の雰囲気のソルトFFを堪能する。
その後は、「屋入」に入って、又七さんがダツをバラし、日課になった「瀬留」をチェック。しかし、潮が低すぎて地合いには早いよう。
瀬留の夕日（失礼）、朝日でした。
諦めて、早めに宿に引き上げる。夕食後、又七さんは流石に疲れが溜まったか、布団で早めに横になっている。自分は、今日までの行程を忘れないうちにメモっておこうとガイドマップと睨めっこ。さて、明日は最終日・・。
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