車で空港までいけると楽だと思っていたんだが・・
（プロローグ）
何を血迷ったかオフショアの遠征釣りに少々嵌ってしまいました。海外遠征まで視野に入れるとそれはそれで色々と魅力的な場所や対象魚がある訳ですが、そこはそれ、やはり許されるべき範囲とか程度と言うものがある訳でして・・汗。
当サイト的判断と良識を持って考えた場合、夢あるいは目標となりうる対象魚が、手が届く範囲で現実的確率のもとかなえられそうな場所という基準で行くと、沖縄方面のパヤオの釣りはかなり有力な選択肢となります。
と言う訳で昨年の遠征以後ブログの方でもアップしていますが、少ないチャンスを確実に生かすなら「やっぱり久米島よ！」ってことで、昨年の遠征から丁度1年、再び久米島遠征を計画しました。しかも、予定通りといいましょうか単独でのオフショア遠征になりました。（汗笑）
国内の遠征とは言え、オフショア船を１人でチャーターするのは、少々きついことではあるのですが、条件が整うのを待っていると、次は何時になるか分かりません。久米島に通っているマグロフリークの釣り人には、想像を絶する人達もいて、自分に真似出来るレベルではないですが、自分も爪の垢程度には頑張ってみようかと思い計画してみました。
流石に昨年、今回の計画を奥さんに話した時は、何か言われるかと思いましたが、ヌルッと二つ返事でOK。
しかも、出発前には遠征費用の足しにとカンパまで心配りしてくれました。。。感涙！
（いや〜、改めてうちの奥さんの怖さ懐の深さを感じました。。汗）
姫達も去年のお土産のマグロ尽くしを期待するのか、「大きいの釣ってきてねぇ！」と応援してくれます。
（・・と、手前味噌ではありますが、やはり家族の理解には感謝を忘れないようにということで・・。）
奥さんは、去年のサイズ以上の魚は家では捌けないと少々困惑気味ではありましたが、そんな余計な心配が現実となるのやら・・？
（・・結果的に違った意味で余計な心配ではあった。。汗）
さて、いよいよ出発まであと１週間と迫った６月１９日未明、なんとフィリピン近海の太平洋上で台風６号が発生。当初の進路予報では、遠征日程頃の久米島への影響大のコース。一時は遠征延期も視野に入れて台風の進路に注視しておりましたが、なんとか南西諸島方面への影響は少ない状況となり、直前に船長からも出船OKの連絡を得て、どうにか予定どおりの日程での遠征出発となりました。
では、１年間にわたり妄想に妄想を巡らし（笑）、更なる装備増強その他諸々の成果を試す２度目の久米島遠征をご一緒にお楽しみください。
これまでの準備などはブログの方にアップしているのでそちらもご覧いください。
２００８/６/２７ （出発日）
実は、出発直前の週は奥さんの仕事が多忙で夕食は上の姫が準備していました。最近の彼女は、野菜主体の低カロリーメニューにご執心で実にヘルシーなメニューが続いていました。お陰で出発の朝もキレいい○ンチで万全の体調！（某又七さん風に入ってみました。。爆）
中々幸先の良いスタートです。（・・と思っていた。。汗）
車で空港までいけると楽だと思っていたんだが・・
今回は、’05奄美遠征と同様に自宅の福山から岡山空港まで山陽自動車道を車で移動します。
４０分程で岡山空港の無料駐車場に無事到着、今回はターミナルに近い場所に停めれて更に運がいいか？
・・と思いきや思わぬトラブル発生。
ＪＡＬ・ＪＴＡカウンターでチケットの発券を受け、続いてチェックインを受けていたところ、なんと預かり手荷物重量オーバー？！なんじゃ〜〜！！。
一部荷物を宅配便で送るか、超過料金払うかしてくだいと。。激汗
国内線で手荷物の超過料金なんて聞いたことが無いでぇ〜〜ｅｔｃ.。。。と暫し粘るもらち明かず。。
窓口で応対した”研修生の名札の女性”+”よこで耳打ちする指導員らしき女性”によると、規定では預かり手荷物は重量１５キロまで。
（はい、確かかに超えてるでしょう。）
但し、誤差等もあるので+５キロまでは、無料で受けているとのこと。しかし、今回はそれも越えているのでご理解いただきたいと・・・。
結局、那覇-久米島間の離島便の機内持込５キロ枠に合わせて持込手荷物に一部回した上で８．６ｋの追加チャージを払う破目に・・・激鬱。。
（帰ってからネットで調べて見ましたが、最近国内線でもこう言う例がチラホラ出てきているようです。昨今の原油高による燃料高騰が根底にあって、航空各社も収益確保に厳しくなっているようです。特に私のように割引チケット客などは、特にチェックが厳しいような話もありましたし、一人旅（複人数合算なし）、ＪＡＬカード等不所持（一見さん扱い？）、”研修生”っていうのもタイミングが悪かったのかもしれません。。まあ、自分も本音と建前の最たる業界に居るので人様のことばかり言うのも憚られますが・・汗笑）
予定外の機内持ち込み手荷物・・汗。 シンク系フライラインは要注意ですぞ！爆
まあ、しょうがないやと気を取り直して、急遽持たされた手荷物抱えて搭乗口のセキュリティチェックに向かうと金属反応出まくりで、係員の詳細チェックに回ってしまいます。機内持ち込み物なので注意して選んだつもりの中身は、リーダー用のラインスプール多数、予備のフライライン数本、重量合わせの大物の膨張ライフジャケット、サングラス、その他小物類。
小皿に分けて再度検査機をくぐらせると意外にもフライラインが引っかかります。これ金属類ですか？と聞かれて、あっ！シンクティップラインに重金属粉末が入ってますな〜と思い至り、係員に釣り糸で金属系の材料が入ってますと説明して、ＯＫがでました。
そんなこんなを乗り越えて（っていうほどではないが・・笑）、やっと岡山空港の搭乗口にたどり着きます。なんかここまでで結構疲れましたわ〜〜汗。
とても道のりが長かった岡山空港の出発ゲート・・汗笑
離陸後直ぐにしまなみ海道上空通過
那覇空港の久米島行きゲート
久米島行きのRAC便
今年も久米島到着！また来ました！！
空路の移動自体は、順調にこなし１５時過ぎに無事久米島空港に着陸。１年振りに再び久米島の人となります。
船長に早速到着の電話を掛け迎えをお願いします。誰かやるよと言われて待っていると、軽トラに乗った若い人？（笑）がやってきました。荷物を載せ、宿泊先の兼城港の近くの民宿「久米島別館」に届けてもらいます。
明日の迎えは朝７時ということで、ついに２回目の久米島での釣りが始まります。
お迎えの軽トラに乗って宿まで・・
また、今回も細かな事は別にレポを起こしたいと思いますが、宿の方はリーズナブルな料金の割りには、食事内容も素晴らしく、今回はツインルームを一人で使えたので、非常に快適な宿でした。
今回の宿、民宿「久米島別館」
夕食の後は、タックルの準備を行ない、ロッドはラインを通してフライまで付けた状態で畳んでまとめます。
明日のタイドグラフや関係資料？？（笑）に目をやり、明日の作戦（最後の妄想か？爆）を巡らしていると、睡眠薬替わりのアネロンが効いてきたのか眠気が回ってきて就寝です。
準備完了！！
プロローグ・出発日 出船１日目ヘ 出船２日目 帰路 ’08私的覚書